Petit Hawaii プチハワイ

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フラの誕生

フラが誕生したのは、古代ハワイの時代・・・


メアオリと呼ばれる朗唱者がメレオリ(朗唱)を唱えて神への祈り、
生活の知恵、神話、伝説などを表現していました。
歌と言っても、詩を詠み上げるような感じだったようです。


フラを伴う祈祷としてのメレ(歌)はメレフラと呼ばれ、
フラはメレの意味を表現するものとして誕生しました。

神への祈りを捧げる宗教的な儀式は、大変神聖なもので、
限られた男性のみが神殿(ヘイアウ)でメレオリ(朗唱)を唱え
太鼓やパフを叩きながらフラを踊っていました。


人前で踊るには、宗教的な儀式や語りを学び、歌や詩を
朗唱する者と踊り手が養成され、踊りをクムに認められると
身を清める「カプカイ」といわれる儀式を行い、ウニキ
(神前儀式: 卒業試験のようなもの)を行って初めて許されました。


フラが、はじめて人前で踊られたのは、ハワイ島プナ地区
ナナフキといわれていますが、これは、「Ke Ha'a La Pume」
というカヒコ(古典フラ)の中で詠われているところからきているようです。

このように、フラは、文字がなかった時代に神々の伝説や
先祖の話を伝えるコミュニケーション手段で、言葉では
伝えきれないものを、踊りで表現したものです。

海・山・花・大地・空・・・そして神々に感謝し、愛を込めて捧げる美しい踊りです。

通常、ダンスというと音楽に合わせるもので、言葉はほとんど意味をもちませんが、フラは詩を理解して踊る「言葉ありき」のダンスです。
踊り手は、メレ(歌)の内容・本質を理解して表現しなければなりません。したがって、ハワイ語に造詣が深いことが要求されました。
フラが、初めて文字で記録されたのは、大航海時代にイギリスのキャプテン・クックがハワイを発見した1778年にさかのぼります。日本は、まだ江戸中期頃で、ロシア船が蝦夷地(北海道)に来て開港を迫った頃です。