クムリポ-ハワイ創世記
ハワイの創世記はクムリポと呼ばれる。
ハワイ人は文字ではなく、チャントという形で伝説を伝えた。
クムリポは、2102行にわたる長い詩によって、
混沌の闇から大地や生物が生まれていく様や、王族と神々などを語っている。
1881年にカラカウア王が一般公表し、妹のリリウオカラニが注釈を加え
英語に翻訳した。
クムリポによると、世界の始まりは昼のない長い夜 ポー で、
地母神パパと天空神ワーケアが固く抱き合っていたので、
外の光が差し込めず、ポーの暗闇からはサンゴ虫やフジツボ、なまこ
さらに魚、植物、爬虫類、鳥、家畜となる豚などが生まれた。
ポーが動物でいっぱいになると、神々が生まれ、それらは
パパとワーケアを引き離し、光で満ち溢れ、世界の昼 アオが
始まった。
そして、最後に人間を生み出した。